保険商品の中には、会社が掛金を掛けながら、解約時に解約返戻金を受け取ることが可能な保険商品があります。具体的には、長期標準定期保険、逓増定期保険、養老保険などですが、会社に保険料に見合う余裕資金があり、また、利益が継続的に出ている場合は、会社の相続税評価額を下げる効果もありますし、所得税が優遇されている退職金の原資にもなりますので効果的だと思います。よく、会社の業績が良い時に節税も兼ねて生命保険に入り、業績が悪化した時に解約し特別利益を上げてキャッシュフロー改善をされている会社を見かけますが、可能であれば、経営者様ができる限り個人資産を貯蓄され、過大な退職金支払い額による会社経営の圧迫をされないようにして、事業承継を円滑に進めることをオススメいたします。
株式会社アイモコジャパン
総合商社でシステムエンジニア、新規事業開発、海外プロジェクトの経験を積んだ後、大手電機メーカーの社内ファンドでファン...