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こんにちは。菊池と申します。
確かに、ご相談者様のおっしゃるとおりでまだ一部M&Aへの印象を良く思われない方もいらっしゃるかもしれません。
おそらくバブル崩壊後の外資ハゲタカというイメージが依然として残っているからだとは思われますが。
ただ、ここ数年はその印象も変わってきている感はありますよね。
メディアでの取り扱い方も会社の永続を重視する手段としてのM&Aを推奨する声が多くなってきています。
ただ、確かにご自身の立場になると周囲の方らか・・・というのはあると思います。
特に重要なのは社長のおっしゃる通り従業員のみなさんですよね。
売却後に従業員の方への社長直々にじっくり時間をかけて説明をする必要があると思います。
人数にもよるとは思いますが、ひとりひとりじっくり話す時間をとっても良いかもしれません。
そこで、社長が売却することとなった背景をちゃんと説明すれば多くの人が納得してくださるはずです。
*もちろん、「お金のため!」だけではダメです!
中でも売却することが、会社にとって従業員にとってよりよい選択なんだという夢を持ってもらうことが大切です。
そうすれば、ご家族の方に対してのご対応も以前と変わらないのではないでしょうか。
ご近所の方への伝達方法は確かに難しいですね。
関係性もあると思うので、どこまで話すのかですが、対従業員ほどではないにせよ
素直に金銭的理由ではなく事業継続を考慮してなどを説明するんでしょうか。
私の場合としては、あまりご近所さんとかへは気にもせず話さないかと・・・(笑)
いずれにせよ社長と大切な方との対話が大前提と思います。