ご相談ありがとうございます。

 

業績が「よくない」状況で会社を買収するということですよね？

人材紹介や人材派遣とかに関わらず、業績の悪い状況で他社を自社に取り込むのは

そもそもお勧めできないです。

 

会社を買収するということは、全くDNAの異なる事業体を統合することでもあるので

統合に要するコスト（お金・時間）はものすごいものになります。

また、買収される側としても業績が悪い企業には売却したいなんて思うことはなかなかないですし、

もし売却しようと思っても、あまり前向きな結果はうまないのではないかと思います。

 

まずは、既存事業の業績悪化原因をとことん解明してある程度業績回復が見込めてから

M&Aという手法を考えてみてはいかがでしょうか。

 

なかなか、新卒の立場だと難しいとは思いますが頑張ってください。

自社の売却検討ということで要請されているのであれば、まず、自社の価値がどの程度なのかを把握するところからスタートすべきでしょう。そのためには、現在の決算書、事業トレンド、事業計画を読み込む必要があり、少なくとも、３パターンは、事業推移を予測し、売却か価格案を出して社長に提出してください。そのうえで、どのような会社にアプローチするかを検討することになりますが、まずは、事業シナジーが最も出せる企業へのアプローチを考えてください。特に、売却相手のメリットを深く考えて、交渉に臨むことが重要ですので、十分な準備を行ってよい御縁を得て頂ければと存じます。また、複数のＭ＆Ａ専門コンサルタントにお話をされるのも良い方法と思いますので、広く英知を集め、行動するようにしてください。