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スマートフォン向けゲームの開発・運営「マイネット」が7.3億円の資金調達

2015.02.05
カテゴリ: 資金調達

スマートフォン向けゲームの開発・運営を手がけるマイネットは、B Dash Venturesおよび新生企業投資、SMBCベンチャーキャピタルを割当先とした第三者割当増資および三井住友銀行からの借入で総額7億3000万円の資金調達を実施しました。

浦田英博

浦田英博

株式会社アイモコジャパン 取締役社長

2015.02.05

今回の資金調達はこのグロース事業に関わる人員強化やゲーム買収などを見越したもの。

「ゲームのグロース事業」とは、ゲーム開発会社からゲームの運営を代行したり、ゲームを買収したりして運営を行い、ユーザーのアクティブ率や課金率を改善することで収益を上げるという事業。現在、マイネットは事業を開始してから半年弱で5つのタイトルのグロースを手がけている。

 

同社の強みは大きく2つ。1つは「集客基盤」。同社では、ゲーム開発会社29社と提携した相互送客ネットワークを構築している。ゲームはイラストや声優などに力を入れた「美麗美少女系」とも言われるジャンルに特化しているが、ネットワークに参加するゲームのMAU(月間アクティブユーザー)は数百万で、広告費換算で1社あたり月間1200万〜1300万円程度の送客を実現しているという。

 

もう1つの強みは「運営アセット」。人気ゲームほどプロデューサーやディレクターといったタレント依存のグロース施策に陥りがちなのだそうだが、マイネットではこれまで運営してきた8タイトルでのさまざまな施策を「ノウハウのデータベース」として蓄積。タレント依存しないで効果的な施策を打てるとしている。基本的には1年以内の売上V字回復を目指しているそうで、最も成果の出ているタイトルでは、最盛期と比較してMAU(月間アクティブユーザー)と売上が約2割向上しているものもあるという。

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