事業承継.jpは、事業承継について匿名で専門家に相談できるサービスです。
安倍政権になってだいぶ景況感が変わりましたがまだまだ中小企業においては実態を伴っていない状況とも言えますよね。
第一の矢、第二の矢では大手製造業が恩恵を被っていた分、第三の矢には中小企業・ベンチャー企業への期待が大きく募るものです。
実際に、だいぶその追い風は感じられていて、前日はベンチャー創造協議会主催のカファレンスに参加して来ましたが、大手企業におけるベンチャー創出(オープンイノベーション)を促進するという題目でしたが、多くの企業関係者が参加されており、期待が持てました。もちろん、聞くと実行するはことなりますが、KDDIやNTTデータなどが積極化感な姿をみるとこれまでの大手官僚主義からの脱却をどことなく期待してしまうものです。
また、最近では、東京商工会議所に委託して「後継者人材バンク」の運用を始めたとのこと。起業だけでなく事業承継も国の一大事として捉えられている証拠でしょう。ただ、こうした取り組みも果たしてどこまで成果につなげられるのかが肝ですよね。国主導のものだとどうも実施することが目的になってしまっていて、成果にコミットできていないものが過去多かっただけに。今回もただ、「後継者人材バンクを立ち上げたので、ご相談したい方・起業を検討してる方はどうぞ」だけではうまくいかないでしょう。というもの、絶対事業承継に悩む人や起業を考える人もその存在を知りようがないしたとえ知ったとしてもその価値を理解するまでに多大なプロセスを要するのですから。その存在価値を理解し、体感してもらう努力が必要な気はします。
私はただ待つのではなく積極的に経営者のみなさんと話す場を作って行こうと思っています。